RP.25 ヒスタミン作用と抗ヒスタミン作用薬剤の併用

慎重投与の扱いどうしますか?
望月真弓先生の「添付文書の読み方」にその考え方が載っていますが・・・
メリスロン(12mg)) 3錠 3×毎食後
プリンペラン 3錠 3×毎食前
プロテカジン 2錠 2×朝食後・就寝前

 の処方が出ました。
若い女性薬剤師(経験6年目)が問い合わせをしました。
「メリスロンとプロテカジンは慎重投与になっています。
胃酸分泌促進と抑制です。」
すると看護師からの返事で「プロテカジンをガスターに変えてください」
Dr.が良いと言われるからそれでよいです」ですって。皆さんどうされますか?
「先生が良いって言われるにだからこれ以上は言えないですよね」
と彼女は言いながら、納得はしていない様子でした。

そこで、オバサン薬剤師の登場です。
メリスロンの添付文書を持って診察室に行きました。
先生に「ガスターに変えては意味ないですよ」
タガメットを1とするならガスターの胃酸分泌抑制は40倍ってだいぶ前だけど話してましたよね
プロテカジンは5〜10倍です。ちなみにザンタックは6〜7倍です。
「じゃあ元のプロテカジンで良いよ」   
「H2ブロッカーがいけないんですよ」
と食い下がりました。でも構わんと言われ、「Dr,了解済みで書いておきますね」
となりました。どうしてもH2ブロッカーが使いたかったのでしょう。
しっかり薬歴には疑義照会の内容を書いてもらいました。
禁忌なら使ってはいけないと書いてありますで済むのですが、難しいですね。

 (かみみね薬局 宮地和子)